日常清掃の訪問インターバル管理機能|月2回・月4回の巡回が適切な間隔で行われているかを自動チェック!

アパートの日常清掃では、「月2回」「月4回」のように、管理会社やオーナーとの契約で訪問頻度を定めているのが一般的です。しかし、契約どおりの回数を訪問していても、その間隔が極端に偏っていれば、本来の清掃品質は保てません。

国土交通省の令和5年度賃貸住宅管理業等に関する実態調査では、オーナーが管理業者とのトラブルとして最も多く挙げたのは「どこまで対応してくれるのかよくわからない」という点で、管理サービスの見える化が十分でない状況がうかがえます。清掃を請け負う側にとっても、契約どおりの頻度と間隔で作業していることを示せるかどうかは、管理会社やオーナーとの信頼関係を左右する重要なポイントです。

本記事では、日常清掃における訪問インターバル管理の重要性と、Excel管理の課題を整理したうえで、カスタマイズ版「RaccoonPro」のインターバルチェック機能を解説します。毎日1時間の目視確認から解放された清掃会社の事例も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

執筆者
Raccoon開発者
牧野雄一郎

中小企業診断士・プログラマー・トライプランニング取締役
精密機器メーカーでの製造業エンジニアの出身、現在は中小企業向けフルカスタムのアプリ開発で、設計、実装、運用を全てこなすフルスタックエンジニアとして活躍中。製造業出身+診断士+プログラマーとして、経営と現場の両方にとって有益で使いやすい情報システム開発を実現していることが特徴。

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Excel管理だとインターバルチェックが難しい3つの理由

月2回の日常清掃といえば、約4週間の1か月を2週間ごとに分けて清掃するのが標準的な考え方でしょう。たとえば1回目を1日に実施したのであれば、2回目は15日前後に実施するのが理想です。

一方、1回目を1日、2回目を5日に実施した場合、回数としては月2回を満たしていても、その後の約4週間は清掃されないことになります。これでは、オーナーや入居者が想像する「月2回の清掃」とは大きく異なりますよね。

訪問頻度の契約を守るとは、回数をこなすことだけでなく、適切なインターバル(訪問間隔)を保つこと、といえるのではないでしょうか。

一般的には、頻度ごとに、次のような間隔が目安になります。

  • 月1回訪問:前回から約30日
  • 月2回訪問:前回から約14日
  • 月4回訪問:前回から約7日

この目安から大きく外れていないかを、実際の訪問日をもとに確認するのが「インターバルチェック」です。

このインターバルチェックは、考え方としてはシンプルです。しかしExcelで行おうとすると、次のような壁にぶつかります。

  • 物件数が増えると、目視での確認が追いつかない
  • 月をまたぐインターバルの確認が漏れやすい
  • 月4回の物件は確認の頻度が高く、負担が大きい

それぞれ詳しく見ていきましょう。

物件数が増えると、目視での確認が追いつかない

まず、Excelでは訪問日を入力し、日付の引き算をして間隔を確認するのが一般的です。数十件であれば対応できますが、管理物件が1,000件を超えると、計算結果を一つひとつ目で追う作業は現実的ではなくなります。

月をまたぐインターバルの確認が漏れやすい

次に、月またぎの問題です。同じ月の中のインターバルは比較的確認しやすい一方、前月30日に訪問した物件を翌月3日に再訪問していた場合、間隔はわずか数日しかありません。月ごとにシートを分けて管理していると、こうした月またぎの偏りは見落とされがちです。

月4回の物件は確認の頻度が高く、負担が大きい

さらに、月4回の物件は毎週のように確認が必要になります。確認作業そのものが日常業務として積み上がり、特定の管理者に大きな負担がかかってしまいます。

インターバル管理の第一歩は「訪問実績のデータ化」

さて、インターバルを正確に管理するためには、まず「いつ訪問したか」という実績がデータとして残っていることが前提になります。

写真付き報告書作成アプリ「Raccoon」の標準版では、現場で撮影した写真とともに報告書をスマホで作成できるため、訪問の記録をその場で残すことができます。まずは紙やExcelでの報告から脱却し、訪問実績を正確に記録したい企業に適しています。

そのうえで、物件ごとの契約頻度と訪問実績を突き合わせてインターバルを自動で算出したい場合は、カスタマイズ版の「RaccoonPro」が適しています。

RaccoonProではカスタマイズの一環として、物件マスタに登録した訪問頻度と実際の訪問日をもとに、インターバルを自動でチェックする機能を搭載できるためです。

関連記事:点検・巡回の「不正」はどう防ぐ?アプリで捏造・物件間違いをゼロにする方法を解説!

RaccoonProのインターバルチェック機能でできること

インターバルチェック画面では、週単位で対象期間を切り替えながら、「月4回」「月2回」といった訪問頻度ごとに物件を一覧表示します。一覧には、物件名、管理会社、営業担当、清掃担当とあわせて、前回訪問日・今回訪問日・その間隔(日数)が表示されます。

このように間隔の大きい順に物件が並ぶため、月4回の物件で間隔が10日空いている、月2回の物件で20日以上空いている、といった目安から外れた物件がひと目でわかります。前回訪問日は月をまたいでも自動で参照されるため、Excelで見落としがちだった月またぎの偏りも確実に把握できます。

また、全文検索で特定の物件や管理会社、担当者に絞り込むこともできます。「どの物件の間隔が崩れているか」を探す作業から、「崩れている物件にどう対応するか」を考える作業へと、管理者の時間の使い方が変わります。

関連記事:物件管理に役立つマップ機能|全物件の地図化で担当割り当て・巡回・新規開拓を効率化!

インターバルチェックを運用に定着させるポイント

インターバルチェックの効果を高めるには、まず頻度ごとの許容範囲を社内で決めておくことが大切です。たとえば月2回なら「10〜18日を正常」とするなど基準を明確にしておけば、担当者によって判断がぶれることを防げます。

また、チェックで見つかった偏りは、翌週以降の巡回スケジュールの調整にすぐ反映させることが重要です。週単位で確認する習慣をつければ、問題が大きくなる前に手を打てます。管理会社から訪問状況を問われた際にも、実績データをもとに根拠を持って説明できるようになります。

1日1時間の目視確認を不要にしたB社の導入事例

横浜市でアパートの日常清掃を手がけるある清掃会社(以下B社)では、月1回・月2回・月4回の訪問が契約の中心でした。月1回なら前回から約30日、月2回なら約14日、月4回なら約7日の間隔を保つことが求められます。

B社ではこれまで訪問実績をExcelで管理していたため、特に月またぎのチェックが甘くなりがちでした。また、月4回の物件は高い頻度で確認しなければならず、社長が毎日1時間ほどかけて目視でインターバルを確認していました。管理会社との取り決めを守り、信頼関係を維持するためには欠かせない作業だったため、それだけの時間をかけざるを得なかったのです。

そこでB社はRaccoonProを導入し、訪問実績にもとづくインターバルチェック画面を構築しました。その結果、社長が毎日約1時間(月に換算すると約20時間)かけていた目視確認は、確認画面を開くだけで済むようになりました。社長からは「月またぎも含めて、間隔が空きすぎている物件が一発でわかるので、本当に楽になった」との声が寄せられています。

このように、訪問実績をデータで管理し、インターバルを自動で算出すれば、確認作業の負担を減らせるだけでなく、契約どおりの品質を保っていることを管理会社やオーナーに示す根拠にもなります。

日常清掃の訪問インターバル管理には写真報告アプリRaccoonProがおすすめ!

本記事では、日常清掃における訪問インターバル管理の重要性と、RaccoonProのインターバルチェック機能を解説しました。訪問頻度の契約を守るためには、回数だけでなく間隔の管理が欠かせません。物件数が増えるほど、また月またぎを含めて確認するほど、Excelでの目視確認には限界が生じます。

まずは訪問実績を正確に記録するところから始めたい場合は、写真付き報告書作成アプリ「Raccoon」の標準版をご検討ください。Raccoonは30日間の無料トライアルも可能なので、ぜひ一度お試しください。

契約頻度にもとづくインターバルの自動チェックや、自社の基準に合わせた確認画面を検討したい場合は、「RaccoonPro」の無料相談をご活用ください。

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RaccoonProは外注委託管理、物件管理、スケジュール管理などビジネスの基幹業務管理をまるごとデジタル化するカスタマイズサービスです。

執筆者
Raccoon開発者
牧野雄一郎

中小企業診断士・プログラマー・トライプランニング取締役
精密機器メーカーでの製造業エンジニアの出身、現在は中小企業向けフルカスタムのアプリ開発で、設計、実装、運用を全てこなすフルスタックエンジニアとして活躍中。製造業出身+診断士+プログラマーとして、経営と現場の両方にとって有益で使いやすい情報システム開発を実現していることが特徴。

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