不動産会社の情報セキュリティはどうすべき?顧客情報や報告書・写真データを安全に守る方法を紹介!

不動産管理業務の効率化

不動産管理、設備点検、建設現場など、さまざまな業務でスマートフォンやタブレットを使った報告業務が当たり前になってきました。現場で撮影した写真をその場でアップロードし、リアルタイムで報告書を作成できる利便性は、業務効率を大きく向上させています。

しかし、便利さの裏側には大きなリスクが潜んでいます。現場で扱う情報には、顧客の個人情報、物件の詳細な写真、企業の機密情報など、外部に漏れてはならないデータが含まれています。特に大手企業の工場設備点検や管理業務を受託している企業にとって、情報セキュリティ対策は取引継続の生命線といえるでしょう。

そこで今回は、不動産会社が顧客情報や報告書・写真データを安全に守る方法について紹介します。不動産会社の情報セキュリティについて知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

執筆者
Raccoon開発者
牧野雄一郎

中小企業診断士・プログラマー・トライプランニング取締役
精密機器メーカーでの製造業エンジニアの出身、現在は中小企業向けフルカスタムのアプリ開発で、設計、実装、運用を全てこなすフルスタックエンジニアとして活躍中。製造業出身+診断士+プログラマーとして、経営と現場の両方にとって有益で使いやすい情報システム開発を実現していることが特徴。

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不動産会社が情報セキュリティを重視すべき理由

不動産会社はこれまで、メールやUSBメモリでデータ共有をしてきました。

しかし、このようなデータの扱い方には、誤送信、紛失、ウイルス感染など、さまざまなリスクが存在します。

また、個人のクラウドストレージサービスを業務に使用している場合、企業としての管理が行き届かず、退職者がデータを持ち出すリスクもあります。

特に現場担当者が個人のスマートフォンで撮影した写真が、意図せず個人のアルバムに残り続けるケースは珍しくありません。

近年、個人情報保護法の改正やGDPRなど国際的な規制強化により、企業の情報管理責任はますます重くなっています。中小企業であっても「知らなかった」では済まされない時代です。一度でも情報漏洩事故を起こせば、賠償責任だけでなく、企業の信頼は地に落ち、取引先を失うことになりかねません。

企業としての信頼を守るためにも、不動産会社こそ情報セキュリティを重視すべきなのです。

不動産会社の情報セキュリティには「クラウド報告システム」がおすすめ

不動産会社のこうした情報セキュリティ課題を根本的に解決するのが、セキュリティ機能を備えた業務用クラウド報告アプリの導入です。企業向けに設計されたシステムでは、データの保存から共有、削除まで、すべてのプロセスで安全性が確保されています。

しかし、どのようなクラウド報告システムでもいいわけではありません。情報セキュリティの観点から考えると、次のようなセキュアなクラウド報告システムを導入するのがおすすめです。

  • データの暗号化
  • アクセス権限の管理
  • データのバックアップと冗長化
  • 操作ログの記録機能
  • リモートでのデータ削除機能

それぞれのポイントについて、詳しく見ていきましょう。

データの暗号化

まず重要なのが、データの暗号化です。現場で撮影された写真や入力された顧客情報は、送信時および保存時の両方で暗号化されます。これにより、万が一通信が傍受されても、第三者がデータの内容を読み取ることはできません。Raccoonのようなクラウド報告アプリでは、金融機関レベルの暗号化技術が採用されており、データの安全性が担保されています。

アクセス権限の管理

次に、アクセス権限の細かな管理機能も欠かせません。誰がどのデータにアクセスできるかを明確に設定することで、情報の拡散を防ぎます。たとえば、現場担当者は自分が担当する物件の情報のみ閲覧可能とし、管理者はすべてのデータを統括できるといった階層的な権限設定が可能です。退職者や異動者のアカウントは即座に無効化でき、データの持ち出しリスクを最小限に抑えられます。

データのバックアップと冗長化

また、データのバックアップと冗長化も重要なセキュリティ要素です。複数のデータセンターに自動的にバックアップを取得することで、災害時やシステム障害時でもデータが失われることはありません。大手企業との取引では、BCP対策としてこうしたデータ保全体制が契約条件となることも増えています。

操作ログの記録機能

操作ログの記録機能も見逃せません。誰がいつどのデータにアクセスし、どのような操作を行ったかがすべて記録されます。これは不正アクセスの早期発見だけでなく、万が一問題が発生した際の原因究明にも役立ちます。大手企業から監査を受ける際にも、こうした操作履歴の提示が求められるケースが多くなっています。

リモートでのデータ削除機能

さらに、デバイスの紛失や盗難への対策として、リモートでのデータ削除機能も重要です。スマートフォンやタブレットを紛失した際、管理者が遠隔操作でそのデバイスのアプリデータを消去できれば、情報漏洩を防ぐことができます。

不動産会社が情報セキュリティに取り組むメリット

適切なセキュリティ対策を施したクラウド報告システムを導入することで、不動産会社は情報漏洩リスクの低減以外のメリットも享受できます。具体例を紹介するので、ぜひクラウドツールを導入する際の参考にしてみてください。

情報漏洩リスクの低減

最も直接的な効果は、情報漏洩リスクの大幅な低減です。暗号化、アクセス制御、操作ログといった多層的な防御により、内部からの情報流出も外部からの不正アクセスも防ぐことができます。これは単にリスクを避けるだけでなく、企業の信頼性を高め、新規取引先の開拓にもつながります。

特に大手企業との取引においては、情報セキュリティ体制が取引開始の前提条件となることが一般的です。工場の設備点検業務や施設管理業務を受託する際、発注企業から情報管理体制についての詳細な確認を受けます。セキュアなクラウドシステムを導入していることは、この審査をクリアする大きなアドバンテージとなります。実際、システム導入により大手メーカーからの受注に成功した中小企業の事例も増えています。

業務効率の向上

情報セキュリティの強化を目的に、クラウド化されたRaccoonのようなツールを導入すると、付随的に業務効率が向上することもメリットといえます。

たとえば、情報セキュリティを意識するあまり複雑な承認フローや手作業での管理を行っていた企業がRaccoonを導入すれば、システム導入により安全性を保ちながら業務をスピードアップできます。現場担当者は安心してデータをアップロードでき、管理者は一元的にデータを把握できるため、報告書作成や情報共有の時間が大幅に短縮されます。

コンプライアンス対応の負担軽減

コンプライアンス対応に必須といわれる、従業員の情報セキュリティ意識の向上も期待できます。明確なルールとシステムに基づいた業務運用により、「何が許され、何が禁止されているか」が明確になります。これにより、意図しない情報漏洩を防ぐとともに、組織全体のセキュリティ文化が醸成されます。

設備点検会社がクラウドツールで情報セキュリティを強化した事例

製造業の工場設備点検を専門とするB社は、従業員30名の中規模企業です。大手自動車部品メーカーとの取引拡大を目指していましたが、既存の報告方法では発注企業の情報セキュリティ基準を満たせないことが課題でした。

以前は現場担当者が個人のスマートフォンで設備の写真を撮影し、帰社後にパソコンに移してExcelで報告書を作成していました。しかし、この方法では写真が個人のデバイスに残り続けるリスクや、データ転送時の情報漏洩リスクが指摘されていました。大手メーカーからの受注には、ISO27001相当の情報管理体制が必要とされ、従来の方法では対応できない状況でした。

B社はRaccoonを導入し、現場での報告業務を完全にシステム化しました。点検担当者は専用アプリで設備の写真を撮影し、その場で必要事項を入力します。撮影された写真は即座に暗号化され、クラウドサーバーに保存されます。重要なのは、写真がデバイスのカメラロールには残らない設計となっている点です。

アクセス権限は役割に応じて細かく設定され、現場担当者は自分が担当する工場のデータのみ閲覧可能とし、管理職は全データを統括、発注企業の担当者は自社工場のデータのみ閲覧できるよう設定しました。すべての操作はログとして記録され、定期的に監査レポートが自動生成されます。

導入の結果、B社は大手メーカーの情報セキュリティ審査を無事通過し、新規受注に成功しました。発注企業からは「中小企業でこれだけのセキュリティ体制を整えているのは珍しい」と高く評価されました。さらに、報告書作成時間が従来の半分以下に短縮され、月間約80時間の業務時間削減を実現しています。担当者からは「現場で完結できるので、写真の整理やデータ転送の手間がなくなり助かっている」との声が上がっています。

不動産会社の情報セキュリティ対策にはRaccoonがおすすめ!

デジタル化が進む現代の業務環境において、クラウドサービスの活用は避けて通れない選択肢となっています。しかし、便利さだけを追求して安全性を軽視すれば、企業の存続を脅かす重大な事故につながりかねません。

顧客情報や現場写真といった重要なデータを扱う報告業務では、セキュリティ対策が施されたクラウドシステムの導入が不可欠です。暗号化、アクセス制御、操作ログ、バックアップといった多層的な防御機能により、情報漏洩リスクを最小限に抑えながら、業務効率を大幅に向上させることができます。

特に大手企業との取引を目指す中小企業にとって、適切な情報管理体制の構築は競争力の源泉となります。工場の設備点検や施設管理といった分野では、セキュアなクラウドシステムの導入が取引開始の前提条件となるケースが増えており、これに対応できない企業はビジネスチャンスを逃すことになります。

情報セキュリティを対策しつつ、業務効率化も進めたい方は、ぜひ不動産会社向けの報告書作成アプリ「Raccoon」の導入を検討してみてください。Raccoonはセキュリティ対策にも万全を期しているため、情報管理を徹底したい不動産会社には非常におすすめです。無料体験も可能なため、お気軽にお問い合わせください。

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執筆者
Raccoon開発者
牧野雄一郎

中小企業診断士・プログラマー・トライプランニング取締役
精密機器メーカーでの製造業エンジニアの出身、現在は中小企業向けフルカスタムのアプリ開発で、設計、実装、運用を全てこなすフルスタックエンジニアとして活躍中。製造業出身+診断士+プログラマーとして、経営と現場の両方にとって有益で使いやすい情報システム開発を実現していることが特徴。

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