写真報告アプリ導入時のスマホ・タブレットは会社支給?私物利用(BYOD)?端末選びのポイントを解説!

写真報告アプリの導入を決めた際、次に浮かぶ疑問が「現場スタッフの端末をどう調達するか」ではないでしょうか。スマホやタブレットを会社が支給するのか、それともスタッフ個人の端末(BYOD:Bring Your Own Device)を利用するのか。この判断は、導入コストだけでなく、セキュリティやスタッフの満足度にも大きく影響します。

本記事では、写真報告アプリ導入時に端末の調達方針を決めたい管理会社・清掃会社の経営者に向けて、会社支給とBYODそれぞれのメリット・デメリットと選択基準を解説します。

執筆者
Raccoon開発者
牧野雄一郎

中小企業診断士・プログラマー・トライプランニング取締役
精密機器メーカーでの製造業エンジニアの出身、現在は中小企業向けフルカスタムのアプリ開発で、設計、実装、運用を全てこなすフルスタックエンジニアとして活躍中。製造業出身+診断士+プログラマーとして、経営と現場の両方にとって有益で使いやすい情報システム開発を実現していることが特徴。

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写真報告アプリの端末選びが重要な理由

端末の調達方針は、写真報告アプリの定着率に直結する重要な意思決定です。

アプリの機能がどれほど優れていても、端末の操作に不安を感じるスタッフがいれば利用率は上がりません。また、端末のカメラ性能やストレージ容量が不十分だと、現場での写真撮影や報告書作成に支障が出る可能性もあります。端末の選び方を誤ると、アプリの導入自体が失敗に終わるリスクがあるのです。

だからといって高性能な端末を会社で用意するとなると、少なからず費用がかかります。そこで、スタッフ個人の端末利用(BYOD)が選択肢にのぼります。

しかし、スタッフ個人の端末利用にも課題があります。それがセキュリティ上の懸念です。プライベートでも常に持ち歩く端末は、会社が貸与する端末よりも紛失・盗難のリスクが高くなる傾向があります。

さらに、端末の調達方針は毎月の通信費や端末管理のルール策定にも関わるため、経営判断として慎重に検討する必要があります。

会社支給端末のメリットとデメリット

それでは、会社がスマホやタブレットを支給する場合のメリットとデメリットを整理します。

メリット端末のスペックを統一できるセキュリティ管理しやすい退職時のデータ管理がシンプル仕事とプライベートの切り分けができる(社員側のメリット)
デメリット端末の購入費用・通信費の負担端末管理の工数私的利用のリスクがある

メリット

会社支給のメリットとしてまず挙げられるのは、端末のスペックを統一できることです。全スタッフが同じ機種を使うことで、操作方法の教育が効率化され、トラブル対応も標準化しやすくなります。カメラの画質やストレージ容量も均一になるため、報告書の品質にばらつきが出にくいのも利点です。

また、会社が端末を管理するため、セキュリティポリシーの統一が容易です。業務用アプリのみをインストールするルールを設けたり、紛失時に遠隔でデータを消去する仕組みを導入したりすることができます。

加えて、BYODの場合、退職したスタッフの個人端末にデータが残り続けるリスクがありますが、会社支給端末であればこの問題を回避できます。

また、社員側のメリットとして、仕事とプライベートの切り分けができる点も挙げられます。

デメリット

会社支給のデメリットは、端末の購入費用と通信費の負担です。1台あたり3〜8万円程度の初期費用に加え、月額の通信費が1台あたり2,000〜5,000円程度かかります。従業員数が多い場合、年間のコストは相当な金額になります。また、端末の故障や紛失時の対応、OSアップデートの管理など、IT管理の工数も増加します。

さらに、端末を社員が私的利用してしまう可能性もゼロではありません。

BYOD(私物端末利用)のメリットとデメリット

スタッフ個人のスマホを業務に利用するBYODのメリットとデメリットも整理します。

メリット端末の調達・維持コストを抑えられる導入ハードルが低い
デメリット端末のスペックのばらつきが、報告書の写真品質に影響する可能性があるセキュリティ管理が難しい通信費の負担について決める必要がある

メリット

BYODのメリットは、端末の購入費用がかからない点です。また、スタッフが日常的に使い慣れた端末をそのまま業務に利用できるため、操作に対する抵抗感が少なく、導入のハードルが低くなります。特に、中小企業にとっては初期投資を抑えられる大きなメリットといえます。

デメリット

BYODのデメリットは、端末のスペックにばらつきが出ることです。OSのバージョンが古い端末ではアプリが正常に動作しない場合があり、カメラ性能の差が報告書の写真品質に影響することもあります。また、個人の端末に業務データが保存されるため、端末の紛失時に業務情報が漏洩するリスクがあります。通信費の負担をどうするか(会社が一部補助するか、全額個人負担か)も取り決めが必要です。

関連記事:無料LINEを使って写真報告(業務利用)はNG?注意点や業務用写真報告ツールの選定基準を解説!

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写真報告アプリの端末選びで確認すべき判断基準

会社支給かBYODかを判断する際は、以下の3つの基準で検討しましょう。

  • セキュリティ要件
  • 従業員の端末保有状況
  • 予算とコスト試算

セキュリティ要件

1つ目は「セキュリティ要件」です。報告書に含まれる情報の機密性が高い場合(個人情報、物件の鍵情報など)は、会社支給端末でセキュリティポリシーを統一する方が安全です。一方、報告書の内容が一般的な点検記録や清掃報告であれば、BYODでも十分に対応できるケースが多いでしょう。

従業員の端末保有状況

2つ目は「従業員の端末保有状況」です。全スタッフがスマホを保有しているか、アプリの動作に必要なOSバージョンを満たしているかを事前に確認しましょう。また、もしスマホを持っていないスタッフがいる場合は、会社支給が必要です。

予算とコスト試算

3つ目は「予算とコスト試算」です。会社支給の場合は端末費用+通信費の年間コストを試算し、BYODの場合は通信費補助の金額を見積もります。どちらの方がトータルコストで有利かを数字で比較することが、経営判断の根拠になります。

Webアプリなら端末を選ばない—写真報告アプリの端末選びの新しい選択肢

さて、ここまで端末選びでチェックすべきポイントをいくつか紹介してきましたが、実は「Webアプリ型」の写真報告サービスを選べば、実はあまり悩む必要はありません。

Webアプリはスマホのブラウザから利用するため、アプリストアからのダウンロードが不要です。iOS・Androidを問わず利用でき、端末のOSバージョンへの依存も少ないのが特徴です。会社支給であってもBYODであっても、ブラウザが使えるスマホであればすぐに業務を開始できます。

また、Webアプリはデータがクラウド上に保存されるため、端末にはデータが残りませんこれはBYOD利用時のセキュリティ上のメリットにもなります。スタッフの個人端末を業務に使う場合でも、端末の紛失時に業務データが漏洩するリスクを低減できます。

写真付き報告書作成アプリ「Raccoon」は、まさにこのWebアプリ型のサービスです。ダウンロード不要でiOS・Androidの両方に対応しており、会社支給端末でもBYODでもすぐに利用を開始できます。

関連記事:ウェブアプリ報告書のメリットとは?アプリストアからのダウンロード不要なツールを選ぶべき理由

BYOD運用で写真報告アプリの導入に成功した清掃会社の事例

ある従業員35名(うちパートスタッフ20名)の清掃会社では、写真報告アプリの導入にあたり、端末調達が課題でした。全員分の端末を支給すると初期費用だけで約200万円、通信費も年間約180万円が見込まれ、コスト面で断念せざるを得ない状況でした。

そこでBYODでの運用を決断し、通信費として1人あたり月額1,000円の補助を支給することにしました。Webアプリ型のサービス「Raccoon」を選定したことで、端末のOS種類を問わず全スタッフが利用可能となりました。

導入後、初期費用はほぼゼロに抑えられ、通信費補助を含めても年間コストは会社支給の場合の約4分の1となりました。報告書作成時間は1件あたり約30分から8分に短縮され、パートスタッフからも「自分のスマホで使えるのが楽」と好評でした。

セキュリティ面では、クラウド上にデータが保存され端末にデータが残らない仕組みが採用されているため、個人端末利用でも問題なく運用できています。

このように、Webアプリの特性を活かすことで、BYOD運用でもセキュリティとコストのバランスを取った導入が可能です。

写真報告アプリの端末選びに迷ったら写真報告アプリRaccoonがおすすめ!

写真報告アプリ導入時の端末選びは、セキュリティ要件・従業員の端末保有状況・コストの3つの基準で判断しましょう。Webアプリ型のサービスを選べば、会社支給でもBYODでも端末を選ばず利用でき、端末選びの悩みを大幅に軽減できます。

写真付き報告書作成アプリ「Raccoon」は、ダウンロード不要のWebアプリで、iOS・Android問わず利用可能です。端末にデータが残らないクラウド型のため、BYOD運用にも適しています。

また、「RaccoonPro」では、端末管理機能を含むフルカスタムの写真報告アプリを開発することも可能です。

Raccoonは無料トライアルも可能なので、ぜひ一度お試しください。

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執筆者
Raccoon開発者
牧野雄一郎

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精密機器メーカーでの製造業エンジニアの出身、現在は中小企業向けフルカスタムのアプリ開発で、設計、実装、運用を全てこなすフルスタックエンジニアとして活躍中。製造業出身+診断士+プログラマーとして、経営と現場の両方にとって有益で使いやすい情報システム開発を実現していることが特徴。

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